福音書マタイ5章紹介


イエスは群衆を見て山に登り、弟子たちが近寄ると教え始めます。彼は、心の貧しい者、悲しむ者、柔和な者、義に飢え渇く者、憐れみ深い者、心の清い者、平和を作る者、義のために迫害される者が幸いであると語ります。それぞれの人々が神の祝福を受ける理由と、その報いについて述べられています イエスは弟子たちに「あなたがたは地の塩である」「あなたがたは世の光である」と教えます。彼らが良い行いを通して神の栄光を現すように励まします。

イエスは律法や預言者を廃止するために来たのではなく、成就するために来たと宣言します。また、天の御国に入るためには律法学者やパリサイ人以上の義を持つ必要があると教えます。 「殺してはならない」という律法の教えに対して、兄弟に怒る者も裁かれるべきであるとし、和解の重要性を強調します。

「姦淫してはならない」という律法の教えに対して、心の中で情欲を抱くことも姦淫であると教えます。罪を避けるためには徹底した自己制御が必要であると述べます。 離婚についての教えでは、離婚が許されるのは不貞行為の場合のみであり、それ以外で離婚して再婚することは姦淫であると教えます。

誓いについての教えでは、誓いを立てることなく、「はい」は「はい」、「いいえ」は「いいえ」と言うべきであると教えます。 「目には目を、歯には歯を」という律法の教えに対して、悪に対して抵抗せず、右の頬を打たれたら左の頬をも向け、求める者に与えるように教えます。 「隣人を愛し、敵を憎め」という教えに対して、敵を愛し、迫害する者のために祈るように教えます。神の完全な愛を模範とするように求めます。




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