福音書マタイ6章紹介


イエスは、人前で施しをして自分を目立たせることを避け、隠れて施しをするように教えます。そうすれば、隠れたところで見ておられる父が報いてくださいます。 人前で祈ることを避け、隠れて祈るように教えます。また、祈るときに無駄な言葉を繰り返さないようにと教えます。

イエスは「主の祈り」を教え、天の父への敬意、御国の到来、日々の糧のお願い、罪の赦し、悪からの救いを含む祈りの模範を示します。 他人の過ちを赦すなら、自分も天の父から赦されるが、赦さないなら自分も赦されないと教えます。 断食をする際、人に見せるために顔を曇らせるのではなく、顔を洗い、普段通りにして、隠れて断食するように教えます。そうすれば、隠れたところで見ておられる父が報いてくださいます。

地上に財産を積むのではなく、天に財産を積むように教えます。地上の財産は朽ちたり盗まれたりしますが、天の財産は永遠です。 心の目が澄んでいるなら全身が明るいが、悪いなら全身が暗くなると教え、物質的なものに対する執着を戒めます。 二人の主人に仕えることはできず、神と富とに同時に仕えることはできないと教えます。

何を食べるか、何を飲むか、何を着るかについて思い煩わないように教えます。命や体は食物や衣服以上に大切であり、天の父が必要なものを備えてくださるからです。 空の鳥や野の花を見て、神がそれらを養い、美しく装っていることを例に挙げ、人がそれ以上に神に愛されていることを強調します。

神の国とその義をまず求めるなら、必要なものはすべて与えられると教え、明日のことを思い煩わず、今日のことに集中するように励まします。




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