福音書マタイ7章紹介


他人を裁かないように教えます。自分が他人を裁く基準で、自分も裁かれるからです。まず自分の目から梁を取り除いてから、他人の目から塵を取り除くべきであると教えます。 聖なるものを犬に与えたり、真珠を豚に投げ与えたりしてはならないと教えます。そうすれば、彼らはそれを踏みにじり、こちらに向かって襲ってくるかもしれないからです。 求めれば与えられ、探せば見つかり、叩けば開かれると教えます。父が子に良いものを与えるように、天の父も求める者に良いものを与えてくださいます。

「人にしてもらいたいことは何でも、あなたがたも人にしなさい」という黄金律が教えられます。これは律法と預言者の教えの要約です。 狭い門から入るように教えます。滅びに至る門は広く、その道も広いが、命に至る門は狭く、その道も狭いため、見つける者が少ないからです。 羊の衣を着た狼のような偽預言者に注意するように警告します。彼らは外見では判断できないが、その実(行動)によって見分けられます。良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結びます。

「主よ、主よ」と呼ぶ者が皆天の御国に入るわけではなく、天の父の御心を行う者だけが入ると教えます。多くの人がその日(終わりの日)に「私たちはあなたの名によって預言し、悪霊を追い出し、多くの力ある業を行った」と言うが、イエスは「あなたがたを全く知らない。不法を行う者ども、私から離れて行け」と答えます。 イエスの言葉を聞いて行う者は、岩の上に家を建てた賢い人のようであり、嵐が来てもその家は倒れません。一方、イエスの言葉を聞いて行わない者は、砂の上に家を建てた愚かな人のようであり、嵐が来るとその家は倒れてしまいます。

イエスがこれらの教えを終えたとき、群衆はその教えに驚きます。イエスが彼らの律法学者のようではなく、権威ある者として教えたからです。




福音書マタイ索引ページ   福音書索引ページ

八尾福音教会曙チャペル