福音書マタイ13章紹介


イエスは湖のほとりで大勢の群衆に対して種まきのたとえを話します。種が撒かれる場所によって結果が異なることを説明し、それが神の言葉を聞く人々の心の状態を表していると教えます。道端、石地、茨の中、良い土地に撒かれた種がそれぞれ異なる反応を示す様子を描きます。

イエスは神の国を毒麦のたとえで説明します。良い種を撒いた畑に敵が毒麦を撒き、成長するまでそれを見分けることができないと語ります。収穫の時に毒麦が取り除かれ、焼かれる様子を用いて、世の終わりの裁きについて教えます。 イエスは神の国をからし種に例えます。最も小さい種でありながら、大きな木に成長することから、神の国が小さな始まりから大きな影響力を持つようになることを示します。

イエスは神の国をパン種に例えます。少量のパン種が多くの粉を膨らませるように、神の国が目に見えない形で広がる様子を描きます。 イエスは、群衆に対してたとえを用いて教えます。これにより、預言が成就し、聞く耳のある者が理解し、そうでない者が理解しないようになります。 イエスは神の国を畑に隠された宝と、価値のある真珠に例えます。これらのたとえを通じて、神の国が無限の価値を持ち、それを見つけた人が全てを捧げてでも手に入れたいものであることを強調します。

イエスは神の国を網に例えます。網があらゆる種類の魚を集めるように、神の国も様々な人々を集めます。最後に良い魚と悪い魚が分けられるように、世の終わりには義人と悪人が分けられることを示します。 イエスは弟子たちに対して、天の国のことを理解した者は、古いものと新しいものを取り出す家の主人のようであると教えます。

イエスが故郷ナザレに戻り、教えと奇跡を行いますが、人々は彼の出自を理由に信じず、拒絶します。そのため、ナザレでは多くの奇跡を行うことができませんでした。




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