福音書マタイ14章紹介


ヘロデ王がバプテスマのヨハネを捕らえ、牢に入れた後、ヘロデの誕生日に彼の義理の娘サロメが踊り、それを喜んだヘロデは彼女の望むものを何でも与えると約束します。母ヘロデヤの指示で、サロメはヨハネの首を求め、ヘロデはそれを実行させます。弟子たちはヨハネの遺体を取り、埋葬します。

イエスはこの知らせを聞き、船で静かな場所に退くが、群衆がそれを知り、後を追います。イエスは彼らを憐れみ、病人を癒し、夕方になると弟子たちに群衆を解散させるように言われますが、イエスは五つのパンと二匹の魚で五千人以上の人々を養います。全員が満腹し、残りのパンは十二の籠に集められます。

イエスは弟子たちを先に船で向こう岸に行かせ、自分は山に登って祈ります。夜が明ける前に湖の上を歩いて弟子たちのもとに行きます。弟子たちは最初は幽霊だと思って恐れますが、イエスは「私だ。恐れることはない」と言います。ペトロは水の上を歩くことを試みるが、恐れて沈みかけます。イエスは彼を救い、二人が船に乗ると風は静まり、弟子たちはイエスを神の子と認めて礼拝します。

イエスと弟子たちがゲネサレに着くと、人々はイエスを認識し、周囲の地域に知らせます。多くの病人がイエスのもとに運ばれ、彼の衣の裾に触れるだけで癒されます。




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