福音書マタイ15章紹介


パリサイ人と律法学者がイエスのもとに来て、弟子たちが手を洗わずに食事をすることについて非難します。イエスは、彼らが伝統を重視して神の戒めを無視していることを指摘し、父母を敬う戒めを破っていることを批判します。そして、イエスは、外見的なものではなく、心から出る悪い考えや行動が人を汚すと教えます。

イエスがツロとシドンの地方に退くと、カナンの女が娘の悪霊を追い出してほしいと願い出ます。最初、イエスは応じませんが、女のしつこい願いと信仰を見て、娘を癒すことを決定します。この出来事は、異邦人の信仰の力を示します。

イエスがガリラヤ湖の近くに戻ると、多くの病人が彼のもとに連れて来られ、イエスは彼らを癒します。群衆は、盲人、足の不自由な者、口の利けない者などが癒されるのを見て驚き、神を賛美します。

イエスは群衆が三日間彼と共にいて食べ物がなくなったことを見て、彼らを憐れみます。弟子たちがわずか七つのパンと少しの魚を持っているだけですが、イエスはそれを用いて四千人以上の人々を養います。全員が満腹し、残ったパンは七つの籠に集められます。




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