福音書マタイ16章紹介


パリサイ人とサドカイ人がイエスを試そうとして、天からのしるしを求めます。イエスは、彼らが空の様子を見て天気を判断することはできるのに、時のしるしを見分けることができないと非難します。そして、邪悪で不貞の世代にはヨナのしるししか与えられないと述べます。

イエスと弟子たちが向こう岸に行く途中、弟子たちがパンを持ってくるのを忘れたことに気付きます。イエスは、パリサイ人とサドカイ人のパン種に気を付けるよう警告します。弟子たちは最初は物理的なパンのことだと思いますが、イエスは彼らが理解していないことに気付き、教えの影響力について話していることを明らかにします。

イエスがカイザリア・フィリピの地方で弟子たちに、人々が自分を誰だと言っているかを尋ねます。弟子たちは、「バプテスマのヨハネ」「エリヤ」「預言者の一人」などの答えを言います。イエスは弟子たち自身の意見を尋ね、ペトロは「あなたは生ける神の子、キリストです」と答えます。イエスはペトロを祝福し、この信仰の告白の上に教会を建てると約束します。

イエスはエルサレムに行き、多くの苦しみを受け、殺され、三日目に復活することを弟子たちに初めて予告します。ペトロはこれを聞いてイエスを諫めようとしますが、イエスはペトロを「サタン」と呼び、彼の考えが神のことではなく人のことに囚われていると叱責します。 イエスは弟子たちに、自分について来たいと思うなら、自分を否定し、自分の十字架を負い、従うべきだと教えます。命を救おうとする者は失い、命を捨てる者は救うと語ります。そして、人は自分の魂を代価として何を与えることができるかを問い、やがて人の子が天使たちと共に来て、それぞれの行いに応じて報いると約束します。




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