福音書マタイ18章紹介


弟子たちが天の国で誰が一番偉いかをイエスに尋ねます。イエスは幼い子供を呼び寄せ、子供のように謙遜にならなければ天の国に入ることはできないと教えます。さらに、このような子供を受け入れる者は、自分を受け入れることになると述べます。

イエスは、小さい者たちをつまずかせる者には厳しい罰があると警告します。自分の手足や目が罪を犯させるなら、それを切り捨てたり、えぐり出したりする方が良いと教えます。これは、永遠の命に入ることの重要性を強調するための比喩です。

イエスは、一匹の迷子の羊を見つけるために99匹を置き去りにする羊飼いのたとえを話し、天の父が一人の小さい者も失うことを望まないと教えます。 イエスは、兄弟が罪を犯した場合の対処方法を示します。まず個人的に話し合い、次に二人か三人の証人を連れて話し合い、それでも解決しない場合は教会に訴えるように指示します。それでも聞き入れない場合、その人を異邦人や取税人のように扱うべきだと教えます。また、天における同意と地における同意の重要性を強調し、二人以上が同意して祈ることの力について述べます。

ペトロが何度兄弟を許すべきかを尋ねると、イエスは「七回ではなく七の七十倍まで」と答えます。続けて、天の国を例えた話をします。ある王が召使いから借金を取り立てるが、一人の召使いが多額の借金を返済できずに赦しを請うと、王はその借金を免除します。しかし、その召使いが自分に少額の借金をしている仲間を赦さないで投獄します。これを知った王は怒り、召使いを厳しく罰します。イエスは、このように心から兄弟を赦さないなら、天の父も同じようにされると教えます。




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