福音書マタイ19章紹介


パリサイ人たちがイエスを試すために、離婚が合法かどうか尋ねます。イエスは創世記を引用し、神が初めから男と女を創造し、二人が一体となることを意図されたと答えます。そして、離婚を許したモーセの律法は、人々の心の硬さのために与えられたと説明し、離婚と再婚は姦淫とみなされると教えます。弟子たちがこの教えが厳しいと感じると、イエスは、結婚しないことができる人もいるが、すべての人がそれを受け入れることはできないと述べます。

人々が子供たちをイエスのもとに連れて来て、手を置いて祈ってもらおうとしますが、弟子たちは彼らを叱ります。イエスは子供たちを歓迎し、天の国はこのような者たちのものであると言って、子供たちに手を置いて祝福します。

一人の若者がイエスのもとに来て、永遠の命を得るために何をすべきか尋ねます。イエスは彼に戒めを守るように言います。若者がそれを守っていると答えると、イエスは彼に持ち物を売り払い、貧しい人々に施してから従うように勧めます。しかし、若者は多くの財産を持っていたため、悲しんで去ります。イエスは弟子たちに、富んでいる者が天の国に入るのは難しいと教えます。これに驚いた弟子たちは、誰が救われるのかと尋ねますが、イエスは、人には不可能でも神には可能であると答えます。

ペトロが弟子たちがすべてを捨てて従ったことについて尋ねると、イエスは、彼らが新しい時代において十二の座に座り、イスラエルの十二部族を裁くことを約束します。また、すべてを捨ててイエスに従った者は、今の時代にも、来るべき時代にも多くの報いを受けると教えます。




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