福音書マタイ20章紹介


イエスは、天の国をある家の主人に例えます。主人は朝早くから労働者を雇い、日当を約束します。さらに、午前9時、正午、午後3時、そして午後5時にも労働者を雇います。夕方になり、主人は全員に同じ日当を支払います。早くから働いた者たちは不満を抱きますが、主人は、約束通りの報酬を支払ったことを強調し、寛大さを示します。このたとえを通じて、最後の者が最初になり、最初の者が最後になるという天の国の原則を教えます。

イエスはエルサレムに向かう途中、十二弟子を再び呼び寄せ、自分が捕らえられ、嘲られ、鞭打たれ、十字架にかけられ、三日目に復活することを予告します。 ゼベダイの息子たちの母がイエスのもとに来て、彼女の二人の息子がイエスの王国で右と左に座ることを願います。イエスは、そのような位置を与えるのは自分の権限ではないと答えます。弟子たちの間で怒りが生じますが、イエスは、偉くなりたい者は皆の下僕となり、人の子が仕えるために来たことを教えます。イエスは、自分が多くの人の贖いの代価として命を捧げることを述べます。

イエスがエリコを出る時、大勢の群衆が彼に従います。二人の盲人がイエスに憐れみを求めます。群衆は彼らを黙らせようとしますが、彼らはさらに大声で叫びます。イエスは立ち止まり、彼らに何をしてほしいのか尋ねます。盲人たちは、「主よ、目を開けていただきたいのです」と答えます。イエスは彼らに憐れみをかけて触れ、彼らの目は見えるようになり、彼らはイエスに従います。




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