イエスは天の国を婚宴にたとえます。王が息子のために婚宴を催し、招待された人々がそれを拒むと、他の人々を招待します。招待された者の中で正装していなかった一人が追い出されます。このたとえは、神の招きに対する人々の反応と、神の王国にふさわしい者について教えています。
パリサイ人たちはイエスを罠にかけようとし、ローマ皇帝に税金を払うことが律法に適っているか尋ねます。イエスはデナリ銀貨を見せるように求め、「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」と答えます。この答えにより、彼は彼らの罠を見事に回避します。
サドカイ人たちは復活についてイエスに質問します。七人の兄弟が次々と一人の女性と結婚し、全員が死んだ場合、復活の時にその女性は誰の妻になるのかを問います。イエスは、復活の時には結婚がないことを説明し、彼らの無知を指摘します。
パリサイ人の一人が、律法の中で最も重要な戒めは何かと尋ねます。イエスは、「心を尽くし、魂を尽くし、思いを尽くして、あなたの神を愛しなさい」と「隣人をあなた自身のように愛しなさい」という二つの戒めを挙げます。これらが律法と預言者の全ての教えの基盤であると述べます。
イエスはパリサイ人たちに、メシアが誰の子であるかを尋ねます。彼らが「ダビデの子」と答えると、イエスはダビデが詩編でメシアを「主」と呼んだことを指摘し、メシアが単なるダビデの子以上であることを示します。これにより、彼らは答えられず、イエスに対してもう質問をしなくなります。
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